2021年中学入試状況
コロナ禍の中学受験が終盤を迎えています。
驚いたのが、開成の当日受験率が84%ということで、欠席率が16%(192人)と異様な高さ。
結果、実質倍率が3倍を切って、近年にない低さの2.6倍という結果でした。
関西、九州といった東京圏以外の記念受験組が出願したけれどもコロナ禍で上京しなかった、1月合格組(渋谷幕張など)が出願したけれども受験しなかった等々考えられます。
一方で、渋谷幕張の2回目は、合格者をかなり絞り込んだ結果、男子9.3倍、女子8.9倍と厳しい結果となっているようです。
そして、渋谷幕張のように例年よりも若干問題が易しくなったけれども、意外と受験生の得点率が高くなかった、そんな特徴があったようです。
来年は、また従来の難易度に戻るのでしょうか。
今年の問題が来年度の過去問の一つに加わりますが、学校によっては今年の問題をどう判断すればいいのか迷う場面が出てくるでしょう。
また、昨年の高倍率の学校は受験者が減って、低倍率の学校の出願数が増えた、そんな特徴もあるようです。
まだ、今日4日時点で桜が咲いていない受験生もいると思いますが、最後の最後までやり抜いてください!!!
では、また。