中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

栄東からスタート

2020年度の中学受験も、10日の埼玉県解禁を皮切りにスタートしました。

千葉では1月20日、2月1日は東京と神奈川がそれぞれ入試解禁日となります。

 

 

我が家の次男は、長男同様、1月10日の栄東中を、最後の「模擬試験」という位置づけで受験しました。

 

10日に栄東中を受験した場合、11日10時に合格発表がありました。

そして、我が子の得点や順位も発表される貴重な入学試験です。

合格することはもちろん大事ですが、受験生の中での順位、得点の確認の他に、もう1つやっておきましょう。

 

 

ぜひ、偏差値を出してみてください。

 

「偏差値=50+(自分の得点-平均点)÷2」で、偏差値を簡易的に算出することができます。

 

我が子の偏差値は、最後の「模擬試験」でどれくらいだったのか。

偏差値が低かった科目は、何が原因だったのか。

 

そのためには、できれば、当日体育館で開示される試験問題を写メしておきたいですね。

めちゃくちゃ長蛇の列ですが。

 

でも、列に並んで写メすれば、後で、この問題で失敗したということが分かります。

とるべき問題を落としていないかどうか、という大事なことも。

 

 

そして、得点、順位、偏差値の3つを確かめて、すべての志望校の最終確定をしましょう。

 

 

そんな栄東中の入試問題のかしこい使い方をちょっとご紹介しました。

 

 

東京・神奈川の難関校を受けるお子さんは、次は、2月頭の本命校を意識して20日以降の千葉県の学校の試験を受けて最後の調整、そんな感じでしょうか。

 

 

頑張れ、受験生。

 

 

一方で、サピックスは、2月から新学年に入りますが、募集停止の校舎や学年が、また増えたとのこと。

中学受験熱、凄いですね。

 

 

でも、サピックスはついて行くのが大変です。それを覚悟しないと。

 

もしかしたら我が子も御三家に・・・なんて夢が普通に砕け散る塾でもあります。

できる子ベースに、教材、カリキュラムが組んであるので、フツーの子にとっては、解説読んでも分からないことがあるし(そもそもサピックスの解答解説は他塾よりも詳しく書いてないです)、膨大なテキスト類・宿題をこなすのは、塾任せでは絶対無理。

 

親として、我が子と一緒に伴走していく覚悟がないとサピックスは本当に厳しいです。

 

 

ちょっと脱線してしまいました。

 

 

では、また。