中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

基礎は本当に大切です

前回の書き込みから、相当日にちが経ってしまいました。

書く余裕が無かった理由は、、、下記にあります。

 

 

さて、明日30日からは、サピックスの6年生は、正月特訓。

1月10日の埼玉県私立中入試解禁日まで12日。

 

 

我が家の3号は、コロナ禍もあって、かなり苦労しました。

本番まで持つのかどうか、心配でした。

本当に、この1年、転塾するか否か、受験から撤退するか否か、志望校を変更するか否か、夫婦で色々考えました。

 

3号は、

 ・基礎力が完璧でない。

 ・配信された動画を見て、分かった気になっている。

 ・生活リズムが乱れがち。

 ・アルファベットクラスの下位に低迷。

 

かなり、ひどい状況でした。

 

 

だから、3号については、ゴールデンウィーク以降、サピックスのオプションの特訓関係は、申込みをしない時がありました。

基礎力が完璧でない子が演習を重ねても学力が上がる訳ではないし(演習は秋以降でも良い)、下手すると自信を無くす。

そう考えたからです。

 

サピックスからは、「どうしてお申し込みされないのですか?」と、その都度電話が入りましたが、我が家の方針なので、ということで。やんわりとお断り。

珍しい家庭であったかもしれません。

 

 

その代わり、3号の強み弱みを常に分析・把握して、個別指導塾の力も借りながら、秋以降何とか基礎力がつき、サピックスのクラスもアルファベット上位クラスに位置し、第一志望校相応の志望校別特訓に属することができました。

 

ただ、ひどい状況が完全に払拭された訳ではないですけど・・・

 

 

サピックスは、「できる子」には居心地が良い塾です。

できる子同士が友達になって切磋琢磨できます。

しかし、6年生に上がって、振り落とされた子には、辛い塾でもあります。

振り落とされた時に、親が早く気づいて何かしてあげないと、その後のクラス上昇の可能性がまったく見込めないことになってしまいます。

その時点で、「頑張りなさい」と言うだけで、何もしてあげられないと、親子共々辛い塾です。

塾側のフォローもなかなか期待できません。

 

 

一方で、1号2号と違って、3号はマイペース。

なんとかなるさ(1号2号と同じ学校へ受かるんじゃね)、という感じ。

 

自ら机に向かって勉強できるかどうか、寝食を忘れるくらい集中できるかどうか、この「姿」が、難関校に合格できるか否かの分かれ目だと、あらためて確認できました。

 

サピックス偏差値表の50台~60台の学校と、50以下の学校では、受験する子の「姿」が違うであろうことも、我が子3人を見て、あらためて感じます。

大人になったらその「姿」が逆転するかもしれないですけど。

 

 

6年生の冬以降は、学力の伸びは見込めない、と言われます。

しかし、得点力のアップは、やり方次第で十分可能です。

 

 

さあ、2月1日の本番まで残り30日あまり。

当日まで、点数を貪欲に獲る過ごし方をさせたいと思っています。

我が家、3回目の中学受験、総仕上げですから。

 

 

では、また。