中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

なりすまし&本人確認

開成高校で、替え玉受験ではなく替え玉入学(「なりすまし」入学が正確?)が発覚して退学になったことがマスコミに知れてしまいました。

というか、マスコミに(小学館)にネタを売った現役の保護者がいたということでしょう。

とんでもない。

 

 

長男が同じ学校なので、退学処分になったことは知っており、マスコミ報道されるのは時間の問題だろうと思っていましたが。

 今朝から学校の周囲で、マスコミが、教職員、生徒に対してマイクを向けているらしいので、迷惑千万。

 

どうも、受験して合格した本人ではなく、別の学校を中退した別人がその学校の授業に本人のフリをして登校して部活にも参加していたということらしく。

開成にも合格した本人が現在通っている学校は分かっています。

今回出入り禁止処分になった別人が最初に退学処分となった学校名も分かっています。

本人が今通っているその学校にも居られないでしょうね。

近いうちその学校でも今回の事件がバレてしまうでしょうから。

 

 

ただ、別の深刻な問題があります。

この別人の親子の住む住所も小学館は入手して自宅に押し掛けています。

つまり、誰かが、この親子の自宅住所を教えたのです。

恐らく、名簿を小学館に渡した保護者がいるということです。

これはこれで大問題です。

こういう大人が開成の保護者にいる、ということも困ったものです。

誰が小学館にネタ売ってお金もらって、名簿も渡したか、「犯人探し」が始まることでしょう。

面倒なことになったもんです。

 

 

数週前、突如、来春の中学受験(東京都)のオンライン受験化に待ったがありましたが、もしかして、こういう背景があったのでしょうか。

その報道を見た時は、既に準備している学校もあったのに唐突だな、と思ったのですが。

 

 

そもそも、この別人に、替え玉入学を指示したであろうという親の神経を疑いますが(この別人の将来は絶望的です)、オンライン授業の段階では学校側がそれを見抜けなかったというオンラインそのものが持つ問題も表面化しました。

 

 

確かに、一部の学校では、受験当日の本人確認がいい加減(問題を必死に解いている小6生の顔を斜め上から目視するだけ)という話もあります。

試験監督が居眠りしていたり、なんてことも。

 

 

試験を実施する学校サイドの、受験当日の本人確認と提出書類の確認が厳密になるかもしれません。

そして、学校側がオンライン受験に及び腰になる可能性も出てきます。

また、来春以降の受験時の本人確認がどうなるのか、とても気になります。

 

 

この親子は本当に余計なことをしてくれましたね。

 

 

そして、ネタを売った、個人情報も渡した保護者にも一言言わせてもらいたい。

とんでもない奴だ。

小学館から、いくら頂いたのだ。

 

わびろ!わびろ!わびろ!

 

 

では、また。