偏差値動向
サピックスの第4回SOが終わり、来春受験生向けの最後の偏差値表が出ました。
偏差値50以上の主な学校のうち、昨年の最後の偏差値表と比較して数値が動いた学校を見てみましょう。
まずは男子の偏差値動向から。
1月22日
渋幕 64→65
2月1日・午前
麻布 62→61
駒東 58→60
武蔵 58→60
慶應普 58→59
早稲田 58→59
渋渋 57→58
広尾 55→56
早実 55→56
2月1日・午後
巣鴨 59→61
鎌倉 59→60
世田谷 58→59
2月2日
慶應藤沢 58→59
本郷 56→55
明大明治 56→55
攻玉社 55→54
2月3日
筑駒 70→72
海城 61→62
東邦 55→56
2月4日
芝 58→57
サレジオ 55→56
世田谷 48→55
巣鴨 47→54
市川 56→57
続いて、女子の偏差値動向。
1月22日
渋幕 64→65
2月1日
早実 58→59
フェリス 56→55
広尾 55→56
鷗友 49→53
2月2日・午前
豊島岡 60→61
吉祥 56→54
明大明治 56→55
青学 54→55
白百合 55→54
2月2日・午後
香蘭 46→51
2月3日
慶應中 63→64
筑波大附 61→62
鷗友 57→59
東邦 55→56
東洋英和 51→52
2月4日
市川 56→57
浦和明の星 53→55
男子は、筑駒、駒東、武蔵、巣鴨、女子は、鷗友、吉祥、香蘭、浦和明の星といった学校が昨年比で大きく動いています。
特に、鷗友は噂通り凄い人気。
偏差値60台付近の学校を志望していた子達が安全策でランクを下げてきた感じでしょうか。
上記偏差値は、合格率80%偏差値なので、合格率50%偏差値は、この数字から3~4差し引いた数字になります。
今年、自分が6年生の親だったら、保守的にならざるを得ないでしょう。
あまり冒険はしない、わざわざ遠くの学校を選択しない、満員電車通学は避けたい。
リーマンショックや東日本大震災の時以上に保守的になるかもしれないという報道まであります。
しかし、「逆張り」の考え方をする親子がいても不思議ではない。
初志貫徹でやりきった親子は志望校を変えないでしょうし、併願校も変えない。
第一志望校以外の併願校は全部第二志望校。
そんな強気の親子もいるでしょう。
それができるとカッコいい。
我が子次第ってことですかね。
大切なのは、どんな条件下でも、やりきること。
やりきれば、第二志望校でも後悔はないでしょうし。
我が子も、やりきる子で終えることができるかな。。。
すでに出願が始まっている学校もありますが、今年は、併願校の選択だけでなく本番のスケジューリングが大変ですよね。
例年以上に、1月10日の埼玉県の解禁日以降、お子さんは試験当日の疲労が重なると思います。
なので、余裕を持ったスケジューリングをしたいですね。
では、また。