中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

難関校

今日6月29日から、開成学園も対面授業が始まって、学校で、子供同士「馬鹿な話」ができる貴重な機会が復活して本当に良かったです。

学校って、授業も大切ですが、子供にとっては授業以外の、友達・先輩・後輩との無駄話が結構重要。

 

 

そして、我が家の1号は中間考査が終わり、7月に入ると期末考査があるため、LINEでZoomで情報交換していますが、難関校の凄さは、生徒同士が勉強を普通に教え合うことでしょう。

そして、中には図抜けた子もいて、先生よりも教え方が上手かったりして、その子に教えてもらう。

その子には違う科目を、教わった子が教えてあげる。

こういう関係が普通にあることなんですね。

 

生徒が生徒の力を引き上げる。

公立私立問わず、難関校の良さって、こんなところにあったりします。

 

 

通学が普通にできていた時は、放課後や部活の後、部活がない日、そういう機会がお互い教え合う機会でした。

それが新型コロナの影響で、そういう機会も無くなってしまった。

と言うのが普通の学生かもしれませんが、開成生は、こっそりZoomで教え合ったり、ファミレスに集合して勉強したり(親が外出することを注意しても言うこと聞きません)。

家でゲーム三昧よりはいいか。

 

 

一方の我が家の3号の通うサピックスは、通塾が再開していますが、我が3号は、ダラダラ感が抜けない。

このままダラダラ感のまま進むのでしょうか???

この約3ヶ月、「自学」が身についている子と「夏休み感覚」の子とでは、大きな差がついているんだろうなぁ、と思っています。

 

どこでエンジンかけるのだろう、と、本人のやる気に任せています。

親が指示命令しても、子供も他人。言うこと聞きませんからね。

 

 

という中、ちょっと脱線しますが、最新のサピックス偏差値表が発表になって、難関校の偏差値がさらに今年は高くなっています。

筑駒は70(今春)→73。73???

この偏差値表は合格率が80%の偏差値表であり、50%の偏差値表も存在します。

難関校の50%偏差値は、確か、80%の偏差値からマイナス5もいかない(筑駒クラスはマイナス3程度)。

となると、合格率半々の偏差値は70。

何かとんでもない領域に入ってきてませんか。筑駒って。

女子校も同じような傾向で難関校の偏差値が上昇気味です。

我が家の3号の難関校合格が遠のくのか・・・

 

 

さて、来春の入試の学校説明会もWEB開催が多い中、先日とある私立中はZoom開催でした。

開催中随時質問を受け付け、それを校長先生や教頭先生やその他の先生がお答えする、という内容で良かったですね。

先生の人柄、雰囲気が伝わってきて良かった。

 

いわゆるブランドが確立している学校は、今から学校説明会やらなくても、何度も説明会開催しなくても受験生が集まりますが、ブランド校でなかったり、超難関校でない場合は、説明会を何度も開催して、さらにこのような状況下では中身を工夫して開催しないと、優秀な受験生が集まらない、倍率が下がってしまう(受験料収入が維持できない)。

このような状況下なので、Zoomを使って双方向の説明会を開催してくれる学校がもっと増えると有難いな、と思った次第です。

 

 

では、また。