繰り上げ合格
昨日、我が家に来たのです、繰り上げ合格の連絡が。
開成中から。
どこの学校も、11日の13時に合格者親子が招集され、我が家も、書類の提出や学校側からの説明を受け、親子でこの学校に進学するんだ、と気持ちを固めたのです。
ところが、帰宅して17時過ぎに開成中から電話が。
画面に表示された電話番号で、妻は「来たっ」と直感したそうです。
それからは急展開です。
妻は声を上げて大泣き。何を言っているのか分かりません(笑)
次男は、開成中の不合格が分かった途端に、開成の過去問や当日の問題用紙など全部捨てて気持ちを整理したのですが、意向を尋ねると「開成に行きたい」との返事。
その場で、お電話をくださった入試責任者の方に入学の意志表明をしました。
進学を固めていた学校の入学金等は捨てることになりますが、親子で3年間目指した開成中を、やはり諦めることはできません。
第一志望校に通うことができるのか否かは、やはり本人のこれからの6年間のモチベーションを左右するはずです。
本人から試験当日の出来を聞いていたので、親としても、心のどこかで、「繰り上げ合格の連絡が来ないかな」と思うところがあったのは事実です。
進学予定先の学校の入学金は当然納めましたが、それ以外の支払いは期限ぎりぎりまで引っ張っていました。
長男も、弟が開成不合格の時は、しょんぼりしていましたが、弟が同じ学校に通うことになり、少し誇らしげで、それも良かった。
さて、サピックスの今年の開成合格者数は、当初238名で動きが止まっていましたが、筑駒の合格発表日の翌日6日に26名増加し264名。
その後271名まで増加し、再び動きが止まり、11日の招集日の翌日12日に279名に増加し、合格者数の過去最高を更新。
数字の動きだけを見ていると、サピックスだけで11日までに、41名の繰り上げ合格があった模様です。
不合格であっても、自己採点で、1点2点といった感じで合格最低点に足りていないようであれば、繰り上げ合格を想定しておいても良いのかもしれません。
精神的には、「待つ」というのは辛いですが。
最後の最後に、こんなドラマがあるとは夢にも思わなかった次男の中学受験でした。
では、また。