中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

新学年

今日は埼玉の栄東中に6,000人前後の受験生が試験に挑みました。


長男も、2年前の今日、栄東中の試験を受け、受験本番がスタートしたことを昨日のことのように思い出します。



頑張って、6年生!



一方で、この時期は、新6年生はじめ各学年で新学年組み分けテスト、入塾テストが行われる時期でもあります。


サピックスの一人勝ちは毎年のことですが、最近はさらに入塾希望の子(本当は親)が多く、入れない校舎が複数出ていて驚きます。


校舎が足りない、講師が足りない、そんな理由から、最寄りサピックス校に我が子を入れたくてもキャンセル待ちなのだそうです。


長男が通って次男も通うサピックス校なんて、ひと学年20クラス前後。

ひと学年で軽く300人越え。

まるで、私立中の一学年が存在する感じです。


サピックスは他塾に比べて進度がめちゃくちゃ早いけれども必死についていける子供が多いから、学力が高い⇨難関校に数多く合格、という結果になっているので、やはり他塾よりは難関校に入れる可能性は高いと言えます。

だから、親としては我が子の可能性を信じ、入塾させたくなる。



そんなサピックスは、難関校を目指すのであればアルファベットクラスにいたら厳しいため、αクラスを何が何でもキープする、そんな感じの塾で、親子で頑張らないといけません。


これから入塾を考えている親御さんも、アルファベットの下位クラスとαクラスでは、教材は一緒でも授業内容が違うことを知っておくべきです。

やる内容、やる問題が異なります。


だから、アルファベット下位クラスからαクラスに這い上がるのは親子共々険しい道のりになるので、入塾時はできるだけ上位のクラスに入れるよう準備が必要なのです。



さて、新6年生の次男はどのクラスに入れるのでしょうか。


現時点の第1志望校から第3志望校をサピックスに提出したばかりです。


親子で一年後を考えるとドキドキします。



では、また。