中学受験は家族の「歴史」です。

本人の意思とは関係なく始めた中学受験。でも、それがいつの間にか家族全員の共通目標となる。だから、中学受験は、家族の歴史の貴重な1ページになるはずです。中学受験真っ只中の皆さんに、何か役に立つ情報を発信していきたいと思います。

日大アメフト部

この1ヶ月間、日大アメフト部の問題でテレビ、新聞、ネット上、話題に事欠かない状態でした。

 

皆さんは、どう思われたのでしょうか。


私は、
  ①「昭和」の部活の指導方法が、未だに当たり前に思われていたこと
  ②今の日本に漂う「無責任」の現象
  ③大人が子供を見殺しにしたという前代未聞の事態
という感想を持っています。

 

本当は、「自分の意見を大人に言える子がいなかった」と追加したかったのですが、「退部(もしかしたら退学)」が頭にチラつくと発言できない彼らの心を考えると躊躇しました。


さらに思うに、大人が「他人のことを考えられない」という根本的な問題にも危惧しています。
SNSが普及した結果、エビデンスもあるのですが、「共感できない」子供、大人が増えているのは確かです。

 

ネット上でも話題になっていますが、「星野くんの二塁打」という1988年の本があります。
小学校の道徳の授業でも取り上げている教科書もあります。

 

道徳の教科書では、「先生の指示に従うべき」でまとめられていますが、原作のその後は違います。

これを題材に、親子で意見交換してみるといいですね。

 

「自分で考えて、意見をまとめることができて、相手に伝わるように話すことができる」とう練習になると思います。
また、親として、子供にどういう考え方をして欲しいか、という指導もできると思います。

 

今回は、「旧態依然とした指導」を題材に、親子でどう考えるか、についてコメントしてみました。

 

「大人の言いなり」の子が、日本を世界を背負って立てると思いますか???


中学受験した子は、この点に気を付けないといけないかもしれません。

 

では、また。